eスポーツ高校生応援プロジェクト始動
esportsが、世界的に盛り上がりをみせている。特に若い世代にだ。
高校生世代でesports大会が開かれ、「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship」や「全国高校eスポーツ選手権」など、青春を懸けた闘いが繰り広げられ、年々出場者や観戦者が増えてきている。
20代が中心となっており、10代でプロ契約をしているこのesports業界のなかで、若い世代の育成やesportsに対して熱のある人材の発掘が今のこの国では必要となってきている。
そういったesportsで活躍する若者を応援するプロジェクトがこの夏、始まる。
「eスポーツ高校生応援プロジェクト」。
学校法人神戸学園(専門学校アートカレッジ神戸)が主催となるこのプロジェクトは、esportsを行っている高校生を応援し、esports業界全体を盛り上げる内容である。
取り扱うゲームは「League of Legends」。チームベースのストラテジーゲームで、世界大会も行われており、同時接続人数平均2000万を超えている。
視聴者が若いのも特徴で、全視聴者に占める18~34歳の割合は80%に達しているほどだ。
昨年の夏に行なわれた「League of Legends Japan League(以下:LJL)2020 Summer Split」にて、優勝を果たした私たち「V3 Esports」のユースチームもこのプロジェクトの企画側として携わる。
今年の春に始動した、日本初のプロeスポーツチームのユースとして、「V3 Esportsユースチーム」はesports業界の中でとても大きな話題となった。
ただでさえ高校生の頃から実力者と言われていた彼らが、専門学校アートカレッジ神戸入学後、プロのコーチの徹底した指導を受けた今、一体どれほどの実力になっているのか注目してほしい。
厳しいトライアウトを乗り越え、入学後も成長を遂げた彼らにとっても新たなライバルたちの出現は刺激を受け良い経験となるだろう。
このプロジェクトの第一弾では、そのユースチームと高校生で団体戦を行う。
プロの卵であるV3 Esportsユースチームの学生達がどの位置にいるのか。
esportsを行っている高校生達にとって、それを知り、刺激を受けるまたとない良い機会である。
普段部活や私生活で仲間たちとプレイし、高めあった実力を試すには、絶好の機会だ。
そしてプロジェクトの第二弾では、なんと私たち「V3 Esports」のプロ選手と共にLOLをプレイできる。実際にプロとして活動している我々とプレイし、試合後は感想戦でチームからアドバイスをする。団体ではなく個人で参加が出来るので、部活ではなく個人でLOLをプレイしているプレイヤーも参加可能だ。
LOLの技術をもっと高めたいと考えている高校生たちにとっての転機となるプロジェクトとしたい。
このプロジェクトだが、第一弾は申込をしたチームと予定を調整する形で、6~7月に実施予定。第二弾は8月2日(月)に実施予定である。
大きな大会に出る前の実力の確認として、企画へ参加する高校生達も大勢いるのではないだろうか。
この時勢も配慮し、オンラインでの実施とする。
参加費は無料。esportsの普及と業界への貢献を目的としたプロジェクトにしていきたい。
若い世代を中心に動かしていくことで、国としてのesports業界の盛り上げを図りたい。全国各地の高校生が、esportsを通して互いが互いを刺激しあう場を増やしていく。益々日本のesportsの発展につなげていきたい。
また、このプロジェクトを企画した学校法人神戸学園(専門学校アートカレッジ神戸)の動向にも今後注目してほしい。